
先月8月の大雨により、熊本県に大きな被害が出たことはご存じかと思いますが、い草や生産者の方々にも大きな被害が出ました。
先日、熊本県八代市で「柄表」を生産されている農家の方から復興の状況をお聞きしました。
7月に刈り取り、保管していたイ草や、複数台の織機が被害を受けてしまったそうです。
濡れてしまったイ草はやむなく処分となり、織機については現在ご自身で修理を進めているとのことでした。
もともとエンジニアをされていたので、自らの手で織機を整備し、メンテナンス完了後に試運転を行う予定だそうです。
ただ、試運転の結果によっては、織ることが難しくなってしまう柄も出るかもしれないとのお話でした。
私たちも織機が無事に直り、これまでと変わらず美しい柄表が織り続けられることを心より願っております。