ドアノブの外し方
先日、お客様からドアノブの外し方のお問い合わせをいただきましたのでご紹介いたします。一般的に良く使われている室内ドア用のものでご説明します。
和室と廊下の境のドアになります。
基本、外すネジは和室側にはありません。
廊下側のドアノブに緩めるネジがありますので、そこを緩めてください。緩めるとドアノブが抜けます。
ドアノブを抜いた状態です。
カバーのように被せてあるので、マイナスドライバーなどで傷つかないように外してください。
外しますとネジがありますので、そのネジを取っていただければ外れます。
和室側の部品も抜けます。
全部外した状態です。
無くさないように気をつけましょう。
ご自分でドアノブも外せますので、連休中にふすまの張替えなどにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ドアノブの交換
交換についてもご紹介します。
ドアノブが空回りしてしまうので交換した事例です。
長年使用していると、内部の部品が摩耗したり破損してしまうことがあります。
ホームセンターなどにドアノブが販売されていますので自分で交換することはできます。
ですが、様々な形状・規格がありますので購入する前に現在ついているドアノブを確認しましょう。
ドアノブ交換の確認ポイント
ドアノブの台座の形(丸型、長い小判のような形のものなど)
小判型の台座なら、縦・横の長さ、などを確認。
台座がどのようについているか
(ドアの板に直接ついている、長いねじのボルトが貫通して裏側の台座についている、台座の内部にプラスチックの固定具がある、など)
ドアの板にどのような穴が開けてあるか
(ドアノブの軸が入る部分のみ、または、内部の部品同士を固定するために大きな穴があけられている、など)
ラッチ部分(ドアノブを回すと出入りする芯棒)の固定プレートの長さ・幅など。
実際に交換部品を探す際は、
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各部の寸法を測る
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スマホで写真を撮っておく
これらをホームセンターで店員さんに見せながら確認すると、
間違いのない商品選びができて安心です。
取り外しが難しいタイプの一例
一般的なドアノブには、外側から見える位置にネジやビスが付いています。
しかし、製品によってはこれらが外から見えず、外しかたが分かりにくいタイプもあります。
各メーカーからさまざまな形状のドアノブが販売されていますが、ここではその一例をご紹介します。
こちらのタイプは、どちらの側にも取り付け用のネジが見当たりません。
ですが、ドアノブの芯の部分に「四角い押し込み爪」があり、これを押し込みながらドアノブを引くと外すことができます。
ドアに固定されている根本のカバー部分は、バネ状の金具で引っ掛けて固定されています。
こちらも同様に、金具を押し込むとカバーが外れる仕組みになっています。
ドアノブと根本のカバーを外した状態です。
カバーを外すと、固定用のネジが見えます。
このネジを緩めてドアノブ全体を引っ張ると、取り外すことができます。
なお、このネジは反対側のドアノブとつながっています。
そのため、両側のドアノブをしっかり持ちながら取り外すのがポイントです。
作業を進める際は、途中の状態を写真に残しておくと安心です。
元に戻すときに、
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向きはどうだったか?
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部品の位置は合っているか?
などが、分からなくなる場合があるためです。



